# 重水素化テトラヒドロフラン水和物クラスレートにおける水素の非弾性中性子散乱研究
> Inelastic neutron scattering study of hydrogen in d(8)-THFD(2)O ice clathrate.


## 要約

重水素化テトラヒドロフラン水和物クラスレートに吸蔵された水素について、中性子非弾性散乱実験を実施した。吸蔵水素はエネルギー得失両方向において約14 meVに3つの回転励起（J=0–1遷移）を示した。約28.5 meVの二重線はJ=1→2遷移と解釈された。また約9 meVのバンドは並進量子状態間の遷移として同定され、20・25・35・50–60 meVの幅広い特徴も同様に帰属された。SIIクラスレート構造の5次元量子計算との比較では、外部ポテンシャルの過大評価が確認された。球面上の粒子モデルが実験データと最も良く一致し、ドデカヘドラルケージ中心が不安定であることと整合する。

### メカニズム

ドデカヘドラルケージ内でケージ中心が不安定なため水素分子波動関数が殻状に閉じ込められ、並進量子効果が顕著に現れる。

## 書誌情報

- **著者**: Tait KT, Trouw F, Zhao Y, Brown CM, Downs RT
- **ジャーナル**: J Chem Phys
- **発行年**: 2007 (2007-10-07)
- **PMID**: [17919035](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17919035/)
- **DOI**: [10.1063/1.2775927](https://doi.org/10.1063/1.2775927)
- **研究タイプ**: その他
- **投与経路**: 不明
- **効果**: 評価対象外

## 投与経路に関する解説

投与経路の特定が困難な研究です。水素摂取の経路として吸入が最も効率的とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨）。

## 安全性注意

投与経路の特定が困難な研究です。水素摂取の経路として吸入が最も効率的とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 17919035. https://h2-papers.org/papers/17919035
> **Source**: PubMed PMID [17919035](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17919035/)
