# 潜在的メタボリックシンドローム患者における水素水摂取が抗酸化状態に及ぼす影響：オープンラベルパイロット試験
> Effectiveness of hydrogen rich water on antioxidant status of subjects with potential metabolic syndrome-an open label pilot study.


## 要約

メタボリックシンドロームは肥満・インスリン抵抗性・高血圧・脂質異常を含む心代謝リスク因子を特徴とし、酸化ストレスがその病態に深く関与する。本オープンラベル試験では、潜在的メタボリックシンドロームを有する20名を対象に、マグネシウムスティックで生成した水素水（水素濃度0.55〜0.65 mM）を1日1.5〜2 L、8週間摂取させた。その結果、抗酸化酵素SODが39%上昇し、尿中TBARSが43%低下した。またHDLコレステロールが8%増加し、総コレステロール/HDL比が13%低下した。空腹時血糖値に変化は認められなかった。

### メカニズム

水素水中の分子状水素が活性酸素を消去し、SOD活性を高めるとともに脂質過酸化産物（TBARS）を低減することで酸化ストレスを軽減すると考えられる。

## 書誌情報

- **著者**: Nakao A, Toyoda Y, Sharma P, Evans M, Guthrie N
- **ジャーナル**: J Clin Biochem Nutr
- **発行年**: 2010
- **PMID**: [20216947](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20216947/)
- **DOI**: [10.3164/jcbn.09-100](https://doi.org/10.3164/jcbn.09-100)
- **PMC**: [PMC2831093](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2831093/)
- **研究タイプ**: ヒト・観察研究
- **投与経路**: 水素水
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 20216947. https://h2-papers.org/papers/20216947
> **Source**: PubMed PMID [20216947](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20216947/)
