# 水素富化水の筋ジストロフィー・炎症性筋疾患・ミトコンドリア筋疾患に対するオープンラベル試験および二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験
> Open-label trial and randomized, double-blind, placebo-controlled, crossover trial of hydrogen-enriched water for mitochondrial and inflammatory myopathies.


## 要約

進行性筋ジストロフィー（PMD）5例、多発性筋炎・皮膚筋炎（PM/DM）4例、ミトコンドリア筋疾患（MM）5例を対象に、水素富化水1.0 L/日を12週間摂取するオープンラベル試験を実施した。PMDおよびMMで乳酸/ピルビン酸比、PMDで空腹時血糖、PM/DMで血清MMP3および中性脂肪に有意な改善が認められた。続いてDM 10例・MM 12例を対象とした二重盲検クロスオーバー試験（0.5 L/日、8週間）では、MMの乳酸値に有意な改善が観察された。インスリン投与中のMELAS患者1例で低血糖エピソードが生じたが、インスリン減量により消失した。

### メカニズム

水素はヒドロキシルラジカルおよびペルオキシナイトライトを選択的に消去する抗酸化作用と、シグナル調節作用を介してミトコンドリア機能障害および炎症プロセスを改善すると考えられる。

## 書誌情報

- **著者**: Ibi T, Sahashi K, Ichihara M, Ito M, Ohno K
- **ジャーナル**: Med Gas Res
- **発行年**: 2011 (2011-10-03)
- **PMID**: [22146674](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22146674/)
- **DOI**: [10.1186/2045-9912-1-24](https://doi.org/10.1186/2045-9912-1-24)
- **PMC**: [PMC3231939](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3231939/)
- **研究タイプ**: ヒト・ランダム化比較試験
- **投与経路**: 水素水
- **効果**: 部分有効

## 投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 22146674. https://h2-papers.org/papers/22146674
> **Source**: PubMed PMID [22146674](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22146674/)
