筋萎縮性側索硬化症マウスモデルにおける水素富化生理食塩水投与による疾患進行抑制効果
Treatment with Hydrogen-Rich Saline Delays Disease Progression in a Mouse Model of Amyotrophic Lateral Sclerosis.
動物実験
点滴・注射
有効
要約
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は成人発症の運動ニューロン疾患であり、酸化ストレスが病態に関与するとされる。本研究では、SOD1 G93A変異トランスジェニックマウスに水素富化生理食塩水(HRS)を腹腔内投与し、発症遅延・生存期間延長・運動ニューロン保護・ミクログリア活性化抑制が確認された。さらにHRS投与によりカスパーゼ-3活性化抑制、ROS・ペルオキシナイトライト・マロンジアルデヒド低減、ミトコンドリア複合体I・IV活性回復およびATP産生増強が観察された。
メカニズム
水素分子がROSおよびペルオキシナイトライトを消去し、ミトコンドリア複合体I・IV活性を回復させることでカスパーゼ-3依存性アポトーシスを抑制し、運動ニューロンを保護する。
書誌情報
- 著者
- Zhang YJ, Li H, Yang C, Fan DF, Guo DZ, Hu H ほか
- ジャーナル
- Neurochem Res
- 発行年
- 2016
- PMID
- 26537817
- DOI
- 10.1007/s11064-015-1750-7
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投与経路に関する解説
水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。
安全性注意
水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。
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