# 水素分子がメタンフェタミン誘発神経毒性および空間記憶障害に及ぼす影響
> Effects of Molecular Hydrogen on Methamphetamine-Induced Neurotoxicity and Spatial Memory Impairment.


## 要約

メタンフェタミン（METH）は強い依存性を持つ覚醒剤であり、高用量曝露は海馬神経細胞の不可逆的損傷や認知機能障害を引き起こす。本研究では、雄性C57BL/6マウスにMETH（10 mg/kg）を腹腔内投与し、その後7日間にわたり水素水（HRW）を自由摂取させた。バーンズ迷路およびモリス水迷路試験により、HRW摂取群では空間学習・記憶障害が有意に抑制された。また、海馬におけるBax/Bcl-2比、切断型カスパーゼ-3、GRP78、CHOP、p-NF-κB p65の発現上昇、ならびにIL-6およびTNF-αの増加がHRWにより抑制された。

### メカニズム

水素水摂取がBax/Bcl-2経路を介したアポトーシス、小胞体ストレス（GRP78・CHOP）、NF-κB活性化による炎症（IL-6・TNF-α）を抑制し、海馬神経細胞を保護する。

## 書誌情報

- **著者**: Wen D, Hui R, Wang J, Shen XL, Xie B, Gong M ほか
- **ジャーナル**: Front Pharmacol
- **発行年**: 2019
- **PMID**: [31396089](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31396089/)
- **DOI**: [10.3389/fphar.2019.00823](https://doi.org/10.3389/fphar.2019.00823)
- **PMC**: [PMC6664236](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6664236/)
- **研究タイプ**: 動物実験
- **投与経路**: 水素水
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

---

> **引用形式**: H2 Papers — PMID 31396089. https://h2-papers.org/papers/31396089
> **Source**: PubMed PMID [31396089](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31396089/)
