# トリチウム被曝による放射線毒性に対する水素水の防護効果：in vitro・in vivo研究
> Hydrogen-rich water attenuates the radiotoxicity induced by tritium exposure in vitro and in vivo.


## 要約

核エネルギー産業で広く使用されるトリチウム（HTO）への被曝は健康リスクをもたらす。本研究では、水素水（HRW）の経口投与がHTO曝露マウス（18.5 MBq/kg）において尿中トリチウム排泄を促進し、血清および組織結合型トリチウム（OBT）を低下させ、血液細胞の遺伝的損傷を軽減することが示された。ヒトBリンパ球AHH-1細胞においても、HRW前処置によりトリチウム蓄積が抑制された。さらにHRWは細胞内ROS（O₂⁻、・OH、ONOO⁻）を低減し、GSHおよびSODの枯渇を回復させ、脂質過酸化（MDA）・DNA酸化損傷・アポトーシスを抑制した。

### メカニズム

水素水が同位体交換競合によりトリチウム排泄を促進するとともに、O₂⁻・・OH・ONOO⁻などのROSを消去し、GSH・SODを回復させることでDNA損傷とアポトーシスを抑制する。

## 書誌情報

- **著者**: Li H, Yin Y, Liu J, Lu B, Wan H, Yang L ほか
- **ジャーナル**: J Radiat Res
- **発行年**: 2021 (2021-01-01)
- **PMID**: [33231266](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33231266/)
- **DOI**: [10.1093/jrr/rraa104](https://doi.org/10.1093/jrr/rraa104)
- **PMC**: [PMC7779358](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7779358/)
- **研究タイプ**: 動物実験
- **投与経路**: 複合経路
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

複数の投与経路を併用した研究です。一般原則として、日常的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路とされます。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

複数の投与経路を併用した研究です。一般原則として、日常的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路とされます。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 33231266. https://h2-papers.org/papers/33231266
> **Source**: PubMed PMID [33231266](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33231266/)
