# サーモグラフィを用いた水素富化水浴の保温効果に関する臨床的検討
> Heat-retention effects of hydrogen-rich water bath assessed by thermography for humans.


## 要約

健常成人24名を対象に、水素富化水浴（水素濃度185〜548 μg/L、酸化還元電位−167〜−91 mV）と通常水浴（41℃、10分間）をサーモグラフィで比較した。入浴後30分および60分において、腹部・大腿・上腕・手・足の順に水素富化水浴群で有意に高い保温効果が認められた。また、指先毛細血管の厚みが水素富化水浴後に拡張し、血流促進効果が示唆された。保温効果は皮下脂肪量・体脂肪量・BMIと弱〜中程度の正相関を示し、骨格筋率と逆相関したが、基礎代謝率との関連は乏しかった。

### メカニズム

水素富化水浴が毛細血管を拡張させ血流を促進することで、単純な保温効果を超えた体表温度の維持をもたらすと考えられる。

## 書誌情報

- **著者**: Kato S, Takada Y, Miwa N
- **ジャーナル**: J Therm Biol
- **発行年**: 2021
- **PMID**: [33454037](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33454037/)
- **DOI**: [10.1016/j.jtherbio.2020.102805](https://doi.org/10.1016/j.jtherbio.2020.102805)
- **研究タイプ**: ヒト・観察研究
- **投与経路**: 水素浴
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

水素浴は局所的な応用としての効果報告がありますが、全身的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路です。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

水素浴は局所的な応用としての効果報告がありますが、全身的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路です。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 33454037. https://h2-papers.org/papers/33454037
> **Source**: PubMed PMID [33454037](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33454037/)
