# 漸増負荷運動中の換気・エルゴジェニック応答に対する分子状水素の抗酸化的影響：ヒトを対象としたランダム化クロスオーバー試験
> Application of Molecular Hydrogen as an Antioxidant in Responses to Ventilatory and Ergogenic Adjustments during Incremental Exercise in Humans.


## 要約

健康な訓練済み被験者18名を対象に、水素リッチカルシウムパウダー（HCP、1500 mg/日、H₂含有量2.544 µg/日）またはプラセボを3日間摂取させ、漸増負荷自転車運動を実施した。安静時にHCP群では換気量・CO₂排出量が低下し、重炭酸塩濃度とPCO₂が上昇した。運動中はHCP群でpHの有意な低下と重炭酸塩の持続的上昇が240ワットまで観察された。外側広筋では差がなかったが、大腿直筋では脱酸素化ヘモグロビン絶対値が増加し、酸素供給と利用のバランスが損なわれた可能性が示唆された。

### メカニズム

HCPによる安静時抗酸化能の増大が換気抑制（低換気）を引き起こし、pH低下と重炭酸塩上昇をもたらすとともに、大腿直筋における酸素供給・利用バランスを障害する可能性がある。

## 書誌情報

- **著者**: Alharbi AAD, Ebine N, Nakae S, Hojo T, Fukuoka Y
- **ジャーナル**: Nutrients
- **発行年**: 2021 (2021-01-30)
- **PMID**: [33573133](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33573133/)
- **DOI**: [10.3390/nu13020459](https://doi.org/10.3390/nu13020459)
- **PMC**: [PMC7911623](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7911623/)
- **研究タイプ**: ヒト・ランダム化比較試験
- **投与経路**: 水素水
- **効果**: 部分有効

## 投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 33573133. https://h2-papers.org/papers/33573133
> **Source**: PubMed PMID [33573133](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33573133/)
