# 分子状水素はIL-33/ILC2軸の抑制を介して喘息を緩和する
> Molecular hydrogen alleviates asthma through inhibiting IL-33/ILC2 axis.


## 要約

OVA感作喘息マウスモデルおよびハウスダストマイト（HDM）処理16HBE細胞モデルを用い、水素・酸素混合ガスの効果を検討した。OVA誘発喘息マウスでは血清およびBALF中のIL-33をはじめとするアラーミンおよび2型サイトカインが上昇し、水素投与により有意に抑制された。NF-κB（p65）およびST2の発現もOVAにより増加し、水素により低下した。ILC2集団の増加も水素投与で抑制され、気道組織のE-cadherinおよびZO-1の低下が回復した。HDM処理16HBE細胞では、アポトーシス、IL-33・ST2の発現上昇、IL-33プロモーター活性の亢進が観察されたが、いずれも水素により軽減された。miRNAアレイ解析により、水素処理で発現変動するmiRNA群が同定された。

### メカニズム

水素はNF-κB（p65）活性化を抑制することでIL-33プロモーター活性を低下させ、ST2発現およびILC2の増殖を抑制し、2型炎症シグナルを遮断する。

## 書誌情報

- **著者**: Zhang JH, Feng X, Fan Y, Zhu G, Bai C
- **ジャーナル**: Inflamm Res
- **発行年**: 2021
- **PMID**: [33852061](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33852061/)
- **DOI**: [10.1007/s00011-021-01459-w](https://doi.org/10.1007/s00011-021-01459-w)
- **研究タイプ**: 動物実験
- **投与経路**: 吸入
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

水素吸入応用にあたっては、LFL（爆発下限濃度）の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力（UFL 75% パラドックス）でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度（66% / 100%）吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

## 安全性注意

水素吸入応用にあたっては、LFL（爆発下限濃度）の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力（UFL 75% パラドックス）でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度（66% / 100%）吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [LFL / UFL 用語解説](https://h2-papers.org/safety-notes/lfl-ufl-explained)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 33852061. https://h2-papers.org/papers/33852061
> **Source**: PubMed PMID [33852061](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33852061/)
