# 犬における水素水経口摂取が皮膚創傷治癒に及ぼす影響
> The Therapeutic Effects of Oral Intake of Hydrogen Rich Water on Cutaneous Wound Healing in Dogs.


## 要約

本研究では、犬を対象に水素水（HRW）の経口摂取が皮膚創傷治癒に与える影響を検討した。各犬に8か所の円形創傷を作製し、HRW群（1日3回投与）と蒸留水対照群で比較した。HRW群では創傷治癒速度の向上と治癒時間の短縮が確認され、組織学的検査では表皮厚の有意な減少と新生血管数の増加が観察された。MDA値は対照群で高く、SOD活性はHRW群で高値を示した。qRT-PCR解析ではNrf-2、HO-1、NQO-1、VEGF、PDGFの発現がHRW群で有意に変動し、炎症反応の抑制と創傷関連サイトカインの発現促進が示された。

### メカニズム

HRWはNrf-2/HO-1/NQO-1経路を活性化して酸化ストレスを軽減し、MDA低下・SOD上昇をもたらすとともに、VEGFおよびPDGF発現を促進して血管新生と創傷修復を加速する。

## 書誌情報

- **著者**: Qi DD, Ding MY, Wang T, Hayat MA, Liu TT, Zhang JH
- **ジャーナル**: Vet Sci
- **発行年**: 2021 (2021-11-04)
- **PMID**: [34822637](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34822637/)
- **DOI**: [10.3390/vetsci8110264](https://doi.org/10.3390/vetsci8110264)
- **PMC**: [PMC8618955](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8618955/)
- **研究タイプ**: 動物実験
- **投与経路**: 水素水
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 34822637. https://h2-papers.org/papers/34822637
> **Source**: PubMed PMID [34822637](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34822637/)
