# 腸内細菌叢を介した分子状水素による敗血症関連脳症への影響：マウスモデルを用いた検討
> Effect of molecular hydrogen treatment on Sepsis-Associated encephalopathy in mice based on gut microbiota.


## 要約

敗血症患者の最大70%に認められる敗血症関連脳症（SAE）の病態解明を目的として、雄性野生型マウスをsham群・SAE群・SAE＋2%水素ガス吸入群・SAE＋水素水群の4群に分け検討した。モデル作製24時間後に糞便を採取して16S rDNA解析を行い、血清および脳組織を非標的メタボロミクス解析に供した。分子状水素の投与により、脳および腸管における炎症反応が抑制され、腸内細菌叢のディスバイオシスが改善し、SAE後の代謝異常が部分的に回復した。有益菌の増加・有害菌の抑制・代謝異常の是正が機能的転帰の改善に寄与する可能性が示された。

### メカニズム

分子状水素が腸内有益菌を増加させ有害菌を抑制することで腸内細菌叢のディスバイオシスを改善し、代謝異常の是正と脳・腸管の炎症抑制を介してSAEの機能的転帰を改善する。

## 書誌情報

- **著者**: Han Q, Bai Y, Zhou C, Dong B, Li Y, Luo N ほか
- **ジャーナル**: CNS Neurosci Ther
- **発行年**: 2023
- **PMID**: [36468415](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36468415/)
- **DOI**: [10.1111/cns.14043](https://doi.org/10.1111/cns.14043)
- **PMC**: [PMC9873526](https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9873526/)
- **研究タイプ**: 動物実験
- **投与経路**: 複合経路
- **効果**: 有効
- **水素濃度**: 2%

## 投与経路に関する解説

複数の投与経路を併用した研究です。一般原則として、日常的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路とされます。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

## 安全性注意

複数の投与経路を併用した研究です。一般原則として、日常的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路とされます。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 36468415. https://h2-papers.org/papers/36468415
> **Source**: PubMed PMID [36468415](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36468415/)
