# 二重イリジウム触媒を用いた共役エノンの立体制御的水素化によるアルコール合成
> Stereocontrolled Hydrogenation of Conjugated Enones to Alcohols via Dual Iridium-Catalysis.


## 要約

本研究では、分子状水素を還元剤として用いる二重イリジウム触媒系により、共役エノンを飽和アルコールへ一段階で立体選択的に変換する手法が報告された。N,P-イリジウム触媒（オレフィン水素化活性）とNHC,P-イリジウム触媒（ケトン水素化活性）が互いに干渉せず独立して機能し、隣接する2つの不斉中心を最大99% ee、99/1 d.r.で構築した。配位子のキラリティーを選択するだけで4種類の立体異性体すべてを高純度で得られることが示された。

### メカニズム

N,P-イリジウム触媒がオレフィン部位を、NHC,P-イリジウム触媒がケトン部位をそれぞれ独立して分子状水素で還元し、2つの不斉中心を連続的に構築する。

## 書誌情報

- **著者**: Zheng J, Peters BBC, Mallick RK, Andersson PG
- **ジャーナル**: Angew Chem Int Ed Engl
- **発行年**: 2025 (2025-01-15)
- **PMID**: [39320171](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39320171/)
- **DOI**: [10.1002/anie.202415171](https://doi.org/10.1002/anie.202415171)
- **研究タイプ**: その他
- **投与経路**: 不明
- **効果**: 評価対象外

## 投与経路に関する解説

投与経路の特定が困難な研究です。水素摂取の経路として吸入が最も効率的とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨）。

## 安全性注意

投与経路の特定が困難な研究です。水素摂取の経路として吸入が最も効率的とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 39320171. https://h2-papers.org/papers/39320171
> **Source**: PubMed PMID [39320171](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39320171/)
