水素水の経口摂取が糖尿病マウスの網膜血流調節障害に及ぼす影響:フリッカー刺激および全身高酸素負荷モデルでの検討
Oral Intake of Hydrogen Water Improves Retinal Blood Flow Dysregulation in Response to Flicker Stimulation and Systemic Hyperoxia in Diabetic Mice.
動物実験
水素水
有効
要約
2型糖尿病マウスを対象に、水素水(0.6〜0.8 mM)を6週齢から経口投与し、14週齢まで網膜血流(RBF)をレーザースペックルフローグラフィで評価した。フリッカー刺激および全身高酸素負荷に対するRBF変化は、水素水群で対照群と比較して8週齢以降に有意な改善を示し、その効果は観察期間を通じて持続した。免疫蛍光染色では、外網状層を中心にGFAP発現が有意に低下し、酸化ストレスマーカーである3-ニトロチロシンも有意に抑制された。血糖値は依然として高値であったが、水素水群で有意に低下した。
メカニズム
水素水が網膜におけるグリオーシス(GFAP発現増加)および酸化ストレス(3-ニトロチロシン蓄積)を抑制することで、糖尿病性神経血管カップリング障害を改善すると考えられる。
書誌情報
- 著者
- Sugiyama R, Hanaguri J, Yokota H, Kushiyama A, Kushiyama S, Kikuchi T ほか
- ジャーナル
- Transl Vis Sci Technol
- 発行年
- 2024 (2024-10-01)
- PMID
- 39446362
- DOI
- 10.1167/tvst.13.10.36
- PMC
- PMC11512563
タグ
投与経路に関する解説
水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
安全性注意
水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
詳しくは: