# フッ素化ゼオライト型イミダゾレートフレームワークナノシートによる局所水素ガス送達を用いたがん免疫療法の増強
> Local Delivery of Molecular Hydrogen by Fluorinated Zeolitic Imidazole Framework Nanosheets Boosts Cancer Immunotherapy.


## 要約

免疫チェックポイント阻害（ICB）の有効性向上を目的として、フッ素化ゼオライト型イミダゾレートフレームワークナノシート（F-ZIF）を合成した。F-ZIF/H2は酸応答性のH2およびZn2+放出により、ミトコンドリア障害と細胞アポトーシスを誘導した。さらに腫瘍細胞上のCD47発現を顕著に上昇させ、抗CD47抗体との結合効率を高めた。RNA-seq解析により、抗CD47抗体はCD47-SIRPα相互作用の遮断に加え、マクロファージのFc受容体を介した抗体依存性細胞貪食を活性化することが示された。メラノーマモデルでは、F-ZIF/H2と抗CD47の併用により腫瘍抑制率90%（小腫瘍）および83%（大腫瘍）が達成され、抗PD-L1との三者併用では全身性T細胞免疫が誘導された。

### メカニズム

F-ZIF/H2が腫瘍微環境でH2とZn2+を放出し、ミトコンドリア障害・アポトーシスを誘導するとともにCD47発現を上昇させ、抗CD47抗体によるマクロファージ貪食（ADCP）を増強する。

## 書誌情報

- **著者**: Liu X, Wang WS, Wu TY, Li J, Gong Y, Luo D ほか
- **ジャーナル**: ACS Appl Mater Interfaces
- **発行年**: 2025 (2025-09-10)
- **PMID**: [40864154](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40864154/)
- **DOI**: [10.1021/acsami.5c15739](https://doi.org/10.1021/acsami.5c15739)
- **研究タイプ**: 細胞・分子レベル
- **投与経路**: 細胞・分子
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨）。

## 安全性注意

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です（LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨）。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 40864154. https://h2-papers.org/papers/40864154
> **Source**: PubMed PMID [40864154](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40864154/)
