# 腸内細菌叢を介した水素ガス吸入による大腸炎軽減：TLR4/NF-κBおよびNrf2経路の関与
> Gut microbiota as a central mediator in hydrogen gas-induced alleviation of colitis via TLR4/NF-&#x3ba;B and Nrf2 pathway regulation.


## 要約

炎症性腸疾患（IBD）モデルマウスにおいて、水素ガス（H₂）吸入がDSS誘発性腸内細菌叢の乱れを是正し、Enterobacteriaceae等の病原性細菌を抑制しつつBacteroidesやLactobacillaceaeを増加させることが示された。さらに、ゴブレット細胞密度の上昇、タイトジャンクションタンパク質（ZO-1・オクルディン）の発現増強による腸管バリア修復、Treg/Th17バランスの正常化が確認された。分子レベルではTLR4/NF-κBシグナルの抑制とKeap1/Nrf2抗酸化軸の活性化が観察され、炎症性サイトカインおよび酸化ストレスマーカーの低下と抗酸化酵素の上昇が認められた。糞便微生物移植実験によりこれらの知見が検証された。

### メカニズム

H₂吸入が腸内細菌叢を再構築し、TLR4/NF-κBシグナルを抑制するとともにKeap1/Nrf2抗酸化経路を活性化することで、炎症・酸化ストレスを軽減し腸管バリアを修復する。

## 書誌情報

- **著者**: Shi W, Xi M, Zhang K, Yang J, Cheng X, Zang H ほか
- **ジャーナル**: Int Immunopharmacol
- **発行年**: 2025 (2025-12-10)
- **PMID**: [41076929](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41076929/)
- **DOI**: [10.1016/j.intimp.2025.115671](https://doi.org/10.1016/j.intimp.2025.115671)
- **研究タイプ**: 動物実験
- **投与経路**: 吸入
- **効果**: 有効

## 投与経路に関する解説

水素吸入応用にあたっては、LFL（爆発下限濃度）の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力（UFL 75% パラドックス）でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度（66% / 100%）吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

## 安全性注意

水素吸入応用にあたっては、LFL（爆発下限濃度）の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力（UFL 75% パラドックス）でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度（66% / 100%）吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

詳しくは:
- [吸入時の濃度と LFL/UFL](https://h2-papers.org/safety-notes/inhalation-concentration)
- [消費者庁事故事例](https://h2-papers.org/safety-notes/accident-cases)
- [LFL / UFL 用語解説](https://h2-papers.org/safety-notes/lfl-ufl-explained)
- [安全性主張の主要論文](https://h2-papers.org/safety-notes/lineage)

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> **引用形式**: H2 Papers — PMID 41076929. https://h2-papers.org/papers/41076929
> **Source**: PubMed PMID [41076929](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41076929/)
