Hydrogen-rich water protects against inflammatory bowel disease in mice by inhibiting endoplasmic reticulum stress and promoting heme oxygenase-1 expression.
デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘発炎症性腸疾患(IBD)マウスモデルを用い、水素水(HRW)の腸管保護効果とその機序を検討した。HRW投与群では体重減少・疾患活動性指数・結腸短縮・壁肥厚がいずれも有意に改善された。酸化ストレス指標(MDA・MPO)は低下し、SODおよびグルタチオンは上昇した。TNF-α・IL-6・IL-1βなどの炎症性サイトカインも有意に減少した。さらに小胞体ストレス関連タンパク質(p-eIF2α・ATF4・XBP1s・CHOP)の発現が抑制され、HO-1発現が増強された。HO-1阻害剤ZnPP併用によりHRWの保護効果は減弱し、HO-1経路の関与が示された。
HRWは小胞体ストレス関連タンパク質(p-eIF2α・ATF4・XBP1s・CHOP)を抑制するとともにHO-1発現を増強し、酸化ストレスおよび炎症性サイトカイン産生を低減することで腸管保護を発揮する。
水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
詳しくは: