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非アルコール性脂肪肝疾患患者における水素富化水補充が内因性コエンザイムQおよび血小板ミトコンドリア生体エネルギー代謝に与える影響

The Effect of Adjuvant Therapy with Molecular Hydrogen on Endogenous Coenzyme QLevels and Platelet Mitochondrial Bioenergetics in Patients with Non-Alcoholic Fatty Liver Disease.

ヒト・ランダム化比較試験 水素水 有効

要約

非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)患者30名と健常者15名を対象に、水素富化水(>4 mg/L H2、330 mL×3回/日、8週間)またはプラセボ(CO2産生錠)を摂取させた臨床試験。NAFLD患者では血液・血漿・血小板中のCoQ10濃度が低下し、ミトコンドリアのCI連関LEAK呼吸が亢進、OXPHOS能およびCII連関電子伝達能が低下していた。8週間の水素富化水摂取後、血小板CoQ10濃度の上昇、血漿TBARS値の低下、OXPHOS効率の改善が認められた一方、プラセボ群では有意な変化は見られなかった。

メカニズム

水素富化水の摂取により血小板内CoQ10が増加し、酸化的リン酸化(OXPHOS)効率が改善されるとともに、脂質過酸化指標であるTBARSが低下することで、ミトコンドリア生体エネルギー代謝が回復すると考えられる。

書誌情報

著者
Sumbalová Z, Kucharská J, Rausová Z, Gvozdjáková A, Szántová M, Kura B ほか
ジャーナル
Int J Mol Sci
発行年
2023 (2023-08-05)
PMID
37569850
DOI
10.3390/ijms241512477
PMC
PMC10419858

タグ

疾患・症状:肝疾患 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:抗酸化酵素 炎症抑制 脂質過酸化 ミトコンドリア 酸化ストレス

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 37569850. https://h2-papers.org/papers/37569850
Source: PubMed PMID 37569850