Molecular hydrogen protects against sepsis-induced cardiomyopathy through improving Golgi stress-mediated autophagy, inflammation and apoptosis.
敗血症誘発性心筋症(SIC)は敗血症患者の主要な死因である。本研究では、盲腸結紮穿刺(CLP)モデルマウスを用い、2% H2吸入がSICに及ぼす影響を検討した。CLP後に低下した7日生存率・心機能の悪化・心筋傷害酵素の上昇が認められ、ゴルジ体ストレスの亢進とともにオートファジー・炎症・アポトーシスの増大が観察された。2% H2吸入によりこれらの変化は改善されたが、ゴルジストレス特異的作動薬Brefeldin A投与によってその効果は打ち消された。以上より、H2はゴルジストレスを介した下流シグナルを抑制することでSICに対する心保護作用を示すことが明らかとなった。
2% H2吸入がゴルジ体ストレスを抑制し、その下流で亢進するオートファジー・炎症シグナル・アポトーシスを低減することで敗血症性心筋障害を軽減する。
水素吸入応用にあたっては、LFL(爆発下限濃度)の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力(UFL 75% パラドックス)でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度(66% / 100%)吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。
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