マクロファージにおける分子状水素のシグナル伝達調節を介したLPS/IFNγ誘導性一酸化窒素産生抑制
Molecular hydrogen inhibits lipopolysaccharide/interferon γ-induced nitric oxide production through modulation of signal transduction in macrophages.
細胞・分子レベル
複合経路
有効
要約
マウスマクロファージRAW264細胞において、水素がLPS/IFNγ誘導性の一酸化窒素(NO)産生を抑制することが示された。水素はiNOSの誘導を低下させるとともに、ASK1およびその下流のp38 MAPキナーゼ・JNKのリン酸化、さらにIκBαのリン酸化を阻害した。一方、NADPH酸化酵素の活性化や活性酸素種(ROS)産生には影響しなかった。ROSはASK1の上流活性化因子であるため、ROS非依存的なASK1抑制は、水素の標的分子が受容体またはその直下に存在することを示唆する。また、水素水の経口摂取はマウスの抗II型コラーゲン抗体誘導性関節炎を軽減した。
メカニズム
水素はROS産生を変化させずにASK1のリン酸化を阻害し、p38 MAPキナーゼ・JNK・IκBαの活性化を抑制することでiNOS誘導およびNO産生を低下させる。
書誌情報
- 著者
- Itoh T, Hamada N, Terazawa R, Ohno K, Ichihara M, Nozawa Y ほか
- ジャーナル
- Biochem Biophys Res Commun
- 発行年
- 2011 (2011-07-22)
- PMID
- 21723254
- DOI
- 10.1016/j.bbrc.2011.06.116
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投与経路に関する解説
複数の投与経路を併用した研究です。一般原則として、日常的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路とされます。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
安全性注意
複数の投与経路を併用した研究です。一般原則として、日常的な水素摂取は吸入が最も効率的な経路とされます。吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
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