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水素水の慢性摂取がLPS誘発性神経炎症および病態行動からの回復に与える影響:マウスモデルによる検討

Molecular hydrogen reduces LPS-induced neuroinflammation and promotes recovery from sickness behaviour in mice.

動物実験 水素水 有効

要約

電気化学的還元水素水(H-ERW)の慢性自由摂取がLPS誘発性神経炎症に及ぼす影響をC57Bl/6マウスで検討した。H-ERW摂取開始7日後にLPS(0.33 mg/kg、腹腔内)を単回投与し、病態行動および72時間にわたる自発運動量を評価した。海馬における炎症性サイトカイン遺伝子発現をリアルタイムPCRで解析した結果、水素はTNF-αを低下させIL-10を上昇させる抗炎症的な基礎発現プロファイルへの移行をもたらし、神経炎症の振幅を増大させつつ持続時間を短縮した。BV-2ミクログリア細胞でも同様の調節が確認された。

メカニズム

水素はTNF-αの発現を抑制しIL-10を増加させることで抗炎症的サイトカインプロファイルへの移行を促し、ミクログリアの活性化を調節することで神経炎症の持続を短縮する。

書誌情報

著者
Spulber S, Edoff K, Hong L, Morisawa S, Shirahata S, Ceccatelli S
ジャーナル
PLoS One
発行年
2012
PMID
22860058
DOI
10.1371/journal.pone.0042078
PMC
PMC3409143

タグ

疾患・症状:認知機能低下 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:ヒドロキシルラジカル消去 免疫調節 炎症抑制 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 22860058. https://h2-papers.org/papers/22860058
Source: PubMed PMID 22860058