関節リウマチに対する水素含有生理食塩水点滴静注の有効性:無作為化二重盲検プラセボ対照パイロット試験
Therapeutic efficacy of infused molecular hydrogen in saline on rheumatoid arthritis: a randomized, double-blind, placebo-controlled pilot study.
ヒト・ランダム化比較試験
点滴・注射
有効
要約
関節リウマチ(RA)患者24名を対象に、1 ppm水素溶解生理食塩水(500 ml)を5日間連続で点滴静注する無作為化二重盲検プラセボ対照試験を実施した。主要評価指標であるDAS28スコアは、水素群でベースライン5.18±1.16から投与直後4.02±1.25、4週後には3.74±1.22へと低下した。一方、プラセボ群では有意な変化は認められなかった。炎症マーカーであるIL-6は水素群で4週後に37.3%低下し、MMP-3も19.2%減少した。尿中8-OHdGも有意に低下し、酸化ストレスの軽減が示唆された。TNF-αには両群間で顕著な差は見られなかった。
メカニズム
水素分子が活性酸素種(特にヒドロキシルラジカル)を選択的に消去することで、IL-6やMMP-3などの炎症性メディエーターの産生を抑制し、関節炎症を軽減すると考えられる。
書誌情報
- 著者
- Ishibashi T, Sato B, Shibata S, Sakai T, Hara Y, Naritomi Y ほか
- ジャーナル
- Int Immunopharmacol
- 発行年
- 2014
- PMID
- 24929023
- DOI
- 10.1016/j.intimp.2014.06.001
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投与経路に関する解説
水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。
安全性注意
水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。
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