Dynamics of Metabolic and Oxidative Parameters of Erythrocytes during Treatment of Chronic Heart Failure with Molecular Hydrogen.
慢性心不全患者を対象に、2%分子状水素(H2)を1回または5日間反復吸入(各40分)した際の赤血球内ATP・2,3-ジホスホグリセリン酸(2,3-DPG)・マロンジアルデヒド・カタラーゼ活性の変動を検討した。ATP濃度は単回・反復吸入ともに上昇し、反復吸入でより顕著であった。2,3-DPGは反復曝露後に増加した。代謝活性の向上と並行してマロンジアルデヒドが低下し、カタラーゼ活性が上昇した。これらの結果は、H2吸入が赤血球の酸化ストレスを軽減し代謝を改善することで微小循環の向上に寄与する可能性を示唆している。
H2吸入により赤血球内のATPおよび2,3-DPGが増加し、マロンジアルデヒド低下とカタラーゼ活性上昇を通じて酸化ストレスが軽減され、微小循環が改善されると考えられる。
水素吸入応用にあたっては、LFL(爆発下限濃度)の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力(UFL 75% パラドックス)でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度(66% / 100%)吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。
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