Bio-spectroscopic investigation linking changes of retinal structure with short-term administration of Amiodarone and revealing the ameliorative effect of vitamin E supplementation.
アミオダロン(AMIO)の長期使用は眼への副作用と関連するが、本研究では短期投与(160 mg/kg/日、2週間)がウサギ網膜に与える構造・立体配座変化をFTIRおよび眼底検査で評価した。AMIO投与群では脂質・タンパク質の構造変化、NH・OH・CH結合のバンド位置・幅の変動、α-ヘリックスおよびターン構造の割合変化、分子内水素結合の形成促進、脂質の無秩序化が確認された。その後ビタミンE(100 mg/kg、2週間)を投与した群ではこれらの変化が改善された。眼底検査では検出できない早期変化をFTIRが捉えることが示された。
AMIOが網膜脂質の無秩序化と分子内水素結合形成を促進し、タンパク質二次構造(α-ヘリックス・ターン)を変化させる。ビタミンEはこれらの構造変化を抑制・回復させる。
動物実験段階の研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。
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