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アルカノイルアスコルベートと白金ナノコロイドの併用による抗腫瘍効果および水素による加水分解産物アスコルビン酸の安定化

Carcinostatic effects of alkanoyl ascorbate plus platinum nano-colloid and stabilization of the esterolytically resultant ascorbate by hydrogen.

細胞・分子レベル 細胞・分子 有効

要約

ヒト食道癌由来細胞KYSE70を用い、6-O-パルミトイルアスコルビン酸(Asc6Palm)とナノサイズ白金-PVP コロイド(PVP-Pt、直径2 nm)の併用が単独使用より顕著に細胞生存率を低下させ、細胞収縮・断片化を誘導することが示された。2-O-リン酸化体や非修飾アスコルビン酸との組み合わせでは相加効果は認められなかった。Asc6Palmの優位性は分子の親水性・親油性バランス(BMHL)に起因すると考えられる。また、Asc6Palmの加水分解産物であるアスコルビン酸は、電解生成水素水(溶存水素0.575 mg/L)中でHPLC-クーロメトリー分析により有意に安定化されることが確認され、水素が酸化分解を抑制する可能性が示唆された。

メカニズム

電解生成水素水(溶存水素0.575 mg/L)がアスコルビン酸の酸化分解を抑制し、Asc6Palmの加水分解産物として生じたアスコルビン酸を安定化することで抗腫瘍効果の持続に寄与すると考えられる。

書誌情報

著者
Kato S, Saitoh Y, Miwa N
ジャーナル
Hum Cell
発行年
2021
PMID
33387361
DOI
10.1007/s13577-020-00462-3

タグ

疾患・症状:がん化学療法 (副作用軽減) 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:抗酸化酵素 グルタチオン 脂質過酸化 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

安全性注意

細胞・分子レベルの基礎研究です。ヒトでの応用には吸入経路が最も有望な投与方法とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 33387361. https://h2-papers.org/papers/33387361
Source: PubMed PMID 33387361