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50歳以上の運動未経験者における6週間の水素水摂取がレジスタンストレーニング後の運動関連バイオマーカーに与える影響:無作為化対照パイロット試験

The effects of drinking hydrogen-rich water for six weeks on exercise-related biomarkers in exercise-naïve men and women over 50 years following resistance training program: a randomized controlled pilot trial.

ヒト・ランダム化比較試験 水素水 有効

要約

本パイロット試験では、運動未経験の50歳以上の男女27名(平均年齢57.6±6.7歳、女性18名)を対象に、6週間のレジスタンストレーニングと並行して水素水(1回12 mg H2)またはプラセボ水(0.1 ppm未満)を1日2回摂取させる二重盲検並行群間比較を実施した。筋力パフォーマンス指標は両群でベースラインより有意に改善した。水素水群では血清遊離テストステロンおよびコルチゾールの有意な上昇、総コレステロールおよびLDLコレステロールの有意な低下が認められた。さらに、レジスタンス運動による急性筋損傷バイオマーカーの低減においても水素水群がプラセボ群を有意に上回り、睡眠の質改善にも傾向が示された(p=0.119)。

メカニズム

水素水が急性筋損傷マーカーを低減させた背景として、H2による活性酸素種の選択的消去を介した酸化ストレス軽減が推定される。また、脂質代謝改善やホルモン応答への関与も示唆された。

書誌情報

著者
Kuzmanovic J, Todorovic N, Ranisavljev M, Javorac D, Korovljev D, Tarnava A ほか
ジャーナル
Res Sports Med
発行年
2025
PMID
40525414
DOI
10.1080/15438627.2025.2521474

タグ

疾患・症状:老化・フレイル 運動・疲労回復 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:炎症抑制 脂質過酸化 酸化ストレス 活性酸素種

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 40525414. https://h2-papers.org/papers/40525414
Source: PubMed PMID 40525414