冷保存後の水素フラッシュによる肝移植グラフトの虚血再灌流障害に対する体外処理法の開発
Hydrogen Flush After Cold Storage as a New End-Ischemic Ex Vivo Treatment for Liver Grafts Against Ischemia/Reperfusion Injury.
動物実験
点滴・注射
有効
要約
臓器保存の標準法である冷保存(CS)は虚血再灌流障害(IRI)を伴う。本研究では、冷保存後に水素溶液(1.0 ppm)を門脈・肝動脈・両者経由でドナー肝臓に体外フラッシュする新手法(HyFACS)を開発し、Wistarラットの肝グラフトを用いて評価した。HyFACSは門脈圧、トランスアミナーゼ、HMGB1放出を有意に低下させ、グルタチオン/グルタチオンジスルフィド比を改善した。投与経路により保護部位が異なり、門脈経路は類洞内皮、動脈経路は胆管系の保護に優れることが示された。
メカニズム
水素フラッシュが酸化的損傷を軽減し、肝組織内のグルタチオン/グルタチオンジスルフィド比を改善することで、再灌流時の虚血再灌流障害を抑制する。
書誌情報
- 著者
- Tamaki I, Hata K, Okamura Y, Nigmet Y, Hirao H, Kubota T ほか
- ジャーナル
- Liver Transpl
- 発行年
- 2018
- PMID
- 30120877
- DOI
- 10.1002/lt.25326
- PMC
- PMC6686173
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投与経路に関する解説
水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。
安全性注意
水素生理食塩水点滴は医療機関でのみ実施可能な投与経路で、日常応用には向きません。日常的な水素摂取の経路としては吸入が最も実用的ですが、吸入応用にあたっては爆発リスクに注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度 66%/100% 機は非推奨)。
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