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中等症COVID-19患者における水素吸入の安全性・忍容性を評価するフェーズI用量漸増臨床試験(HCOVID)

Hinhalation therapy in patients with moderate COVID-19 (HCOVID): a prospective ascending-dose phase I clinical trial.

ヒト・症例報告 吸入 有効 3.6%

要約

本研究は、SARS-CoV-2感染が確認された中等症COVID-19入院患者を対象に、H2(3.6%)とN2(96.4%)の混合ガス吸入の安全性・忍容性を検討したフェーズI非盲検単施設用量漸増試験である。3+3デザインを採用し、曝露期間を1日・3日・6日の3段階に設定した。12例全例で臨床的改善が認められ、最大耐用期間は少なくとも3日と結論付けられた。使用デバイスは爆発リスクを排除した設計であり、本試験はCOVID-19患者における同混合ガス吸入の安全性を初めて示した臨床試験とされる。

メカニズム

H2吸入が炎症に関連する細胞内シグナル伝達経路を抑制することで、COVID-19における炎症反応を軽減する可能性が示唆されている。

書誌情報

著者
Salomez-Ihl C, Giai J, Barbado M, Paris A, Touati S, Alcaraz JP ほか
ジャーナル
Antimicrob Agents Chemother
発行年
2024 (2024-08-07)
PMID
39016593
DOI
10.1128/aac.00573-24
PMC
PMC11304737

タグ

疾患・症状:COVID-19 投与経路:吸入投与 メカニズム:免疫調節 炎症抑制 酸化ストレス 安全性:爆発下限濃度 (LFL)

投与経路に関する解説

水素吸入応用にあたっては、LFL(爆発下限濃度)の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力(UFL 75% パラドックス)でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度(66% / 100%)吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

安全性注意

水素吸入応用にあたっては、LFL(爆発下限濃度)の取り扱いに注意が必要です。古典的な 4% は閉鎖系の値であり、吸入環境での実証値は 10%。100% 純水素出力(UFL 75% パラドックス)でも境界面で爆発範囲を通過します。高濃度(66% / 100%)吸入器は消費者庁事故情報データバンクに事故事例があり、推奨できません。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 39016593. https://h2-papers.org/papers/39016593
Source: PubMed PMID 39016593