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外来COVID-19患者における水素富化水の有効性と安全性:第3相無作為化三重盲検プラセボ対照多施設試験(Hydro-COVID)

Molecular Hydrogen for Outpatients with COVID-19 (Hydro-COVID): A Phase 3 Randomised, Triple-Blinded, Pragmatic, Placebo-Controlled, Multicentre Trial.

ヒト・ランダム化比較試験 水素水 差なし

要約

本研究では、軽度から中等度のCOVID-19外来患者675名を対象に、水素富化水(HRW)の有効性と安全性を第3相無作為化三重盲検プラセボ対照試験で検討した。症状発現から5日以内にHRWまたはプラセボを1日2回・21日間投与し、14日目の臨床悪化発生率を主要評価項目とした。臨床悪化の発生率はHRW群46.1%、プラセボ群43.5%(ハザード比1.09、90%CI:0.90–1.31)であり、HRWはプラセボに対して優越性を示さなかった。有害事象はHRW群27%、プラセボ群26.2%に報告され、安全性プロファイルに大きな差異は認められなかった。

メカニズム

水素分子は抗酸化・抗炎症・抗アポトーシス作用を持つとされ、COVID-19における酸化ストレスや炎症カスケードの抑制を介した病態改善が期待されたが、本試験では有意な効果は確認されなかった。

書誌情報

著者
Gaboreau Y, Milovančev A, Rolland C, Eychenne C, Alcaraz JP, Ihl C ほか
ジャーナル
J Clin Med
発行年
2024 (2024-07-24)
PMID
39124575
DOI
10.3390/jcm13154308
PMC
PMC11313273

タグ

疾患・症状:COVID-19 投与経路:水素水経口投与 メカニズム:アポトーシス抑制 免疫調節 炎症抑制 酸化ストレス 安全性:爆発下限濃度 (LFL)

投与経路に関する解説

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

安全性注意

水素水は安全性の高い投与経路ですが、摂取できる水素量に上限があります。臨床応用には吸入が最も効率的な経路とされますが、吸入応用にあたっては爆発リスクを伴うため使用濃度に注意が必要です(LFL 実証値 10%、高濃度機は消費者庁事故事例あり非推奨)。

詳しくは:

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引用形式: H2 Papers — PMID 39124575. https://h2-papers.org/papers/39124575
Source: PubMed PMID 39124575